2019年9月15日(日)開催 第55回 医療共済会 学術講演会 のご案内
第55回 医療共済会 学術講演会
開 催 日 : 2019年9月15日(日)
時 間 : 午後1:00~4:00
開催場所 : 愛知県名古屋市中区
参加人数 : 先着 100名様
参加対象者 : 会員またはその勤務医の方
参加費 : 無料
締め切り : 2019年8月30日(金)必着
(会員の先生方に郵送させて頂きました、学術講演会のお知らせをご返送下さい。)
テーマ :『1本の歯を残すために私たちが出来ること』ー歯内治療学の立場から考えるー
講師 : 中田 和彦 先生 (愛知学院大学歯学部歯内治療学講座教授)
テーマ :『1本の歯を残すために私たちが出来ること』ー保存修復学の立場から考えるー
講師 : 須崎 明 先生 (医療法人ジニア ぱんだ歯科 理事長)
日常臨床で高頻度に行われる一般的な歯科治療のひとつである根管処置は、”難治症例”とし対応に苦慮することもあります。根管処置の”難治症例”を”基本原則に従った治療法が奏功しないもの”と定義すると、さまざまな要因によって、根管内外の感染源を確実に除去できないことが臨床上の問題となります。今回は、ベーシックな根管処置(‡歯内治療)の一例として、現在の歯内治療学における教育内容をご紹介し、1本の歯を残すために私たちが出来ることを歯内治療学の立場から、改めて考えたいと思います。また、歯髄を残すためのご紹介として、メタボリック・ドミノの概念では最小限の侵襲による確実な歯内治療やう蝕治療そして歯内治療によりドミノ倒しを予防する、「1本の歯を守ることは全身の健康を守る第一歩である」と言われています。生活歯のう蝕治療での第一選択は歯髄を温存することです。また、「金属の価格高騰を乗り切るためのメタルフリー修復の勘所」についてもお話しさせていただきます。本講演では、前述の内容を中心にしてご講演頂く予定です。本講演にご出席頂き、明日からの診療にお役立て頂ければ幸いに存じます。